中高一貫校の高い評価

 

公立校にも中高一貫校が設立されるようになった理由は明白です。
それは一貫校の方が進学実績が高いからです。
学校教育の成果は進学実績だけでは測れないとは言えますが、それを抜きに語ることはできないのも事実です。
東大に入学する生徒の出身高校は、私立・国立の中高一貫校出身者が実に6割を占めています。

かつてのゆとり教育の弊害もあって、公立と私立の学習内容に差がついてしまったと言えるでしょう。
そこで、公立高校の復権をかけて登場したのが、公立の中高一貫校です。
 
東大に高い合格実績を出しているのは、現時点では私立や国立の中高一貫校です。
将来、ここに公立一貫校が加わることになるでしょう。
公立一貫校は8倍近くの選抜を経て、6年一貫の指導を受けます。
公立一貫校の人気はかなり高く、これから実績を伸ばすはずです。
事実、都立白鴎高校の一貫校一期生の学年からは5名の東大合格者が出ました。
 
一貫校の強さは、カリキュラムを前倒しできるところです。
中3で高校内容を学習できます。
そして、高校受験にとらわれず6年間、意欲と能力のある仲間と競い合えます。
 
不景気の時代、私立一貫校の人気はやや下がり、公立一貫校が注目されています。
高い学費を払わなくても、国立一貫校のように進学実績の高い教育を受けられるのです。

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