6年生から始めても間に合うのか?

この質問はよく聞きます。

結論から言えば、厳しい勝負になりますが、間に合うと思います。
本来は2年間で計画を立てますが、公立一貫校は私立一貫校よりも覚えるべき量が少ないので、正しい方法で計画的に勉強を進めていけば、間に合います。
ただ、その子の適性もあります。
中学校受験は、成長の速い・遅いが大きな影響を与えるので、必ず間に合うとは言えないのです。
しかも、公立一貫校は合否が私立ほどには予測できません。
 
6年から始める場合、公立のみに絞るべきです。
二兎を追ってはいけません。
過去問を分析して、受験生に求められるものが何なのかを考えてください。
そうすれば、どのテキストをどうこなしていけば良いのかが見えてくるでしょう。
6年から受験勉強を始める場合、塾はお奨めできません。
周りの子が5年生の間に、すでに基礎を固めているので、お子さんの勉強は空回りするはずだからです。
 
作文の力は大人がしっかり添削し、コツを教えることが重要になります。
1年間でも力はつけられますが、親御さんがかなり意識的に勉強をみなくてはならないでしょう。

ぜひ、お子さんの適性を考え、1年間で合格まで導いてあげてください。               

 

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