公立中高一貫校の選抜方法

 

公立の中高一貫校は、私立のようなエリート校にならないように配慮して、いわゆる入学試験を行わず、選抜試験を行っています。
 
都立白鴎高校の場合を見てみましょう。
一般募集の場合に求められるのは、報告書(調査書)点、面接点、思考力や判断力、表現力等をみる適性検査点を総合した成績、となります。
応募者が多数の場合は、書類審査が行われます。
ここでいう適性検査とは、いわゆる筆記試験のことです。
また、特別枠募集というのもあり、国語、算数、英語で卓越した能力を持っている児童、もしくは囲碁・将棋、邦楽、邦舞・演劇などの卓越した能力のある児童が対象となっています。

多くの公立中高一貫校は都立白鴎高校に準じた選抜方法になっています。
ほとんどの受験生にとっては「適性検査」が重視されます。
もちろん、理科や社会の知識が不要というわけではありません。
むしろ、小学校で習うさまざまな知識に、日々の生活から得られる知恵が加わり、言葉で表現する能力が求められます。

また、算数に近いデータの読み取り能力も求められます。               

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