受験直前期の注意

 

私立同様に、公立一貫校の場合も、過去問対策が重要です。
もちろん、過去問とまったく同じ問題は出てきません。
しかし、傾向というのは毎年ほぼ変わりません。
したがって、過去問が求めている知識・形式をしっかり分析しなければなりません。
私立中学を受けないのであれば、6年生は受験塾に通う必要はなく、志望校の求める水準のもののみやっていれば大丈夫です。
公立受験は一発勝負なので不安は出てくるでしょう。
何が何でも通るぞ、という気概は必要です。
 
矛盾するようですが、不合格でも気にしない、という気持ちも必要です。
倍率は4倍から8倍くらいで、かなり高くなっています。
勝負は時の運、といった気持ちで受験しましょう。
その一方で、出題されそうな問題は何度も反復し、お子さんが普段から言葉で説明できるように訓練しましょう。
記述重視ですが、毎日書いてばかりでは時間がかかりすぎます。
常に言葉で話せるように、親子で会話をする習慣をつけていきましょう。
 
データを読みとる問題は、データを読むコツを伝えてあげてください。
そういった作業は集団塾では、いまいち上手くいかないことがあります。
お子さんと話し慣れた親御さんが一番向いていると思います。
もし、親子で難しい場合は家庭教師に頼むと良いでしょう。

               

 

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